「ピンクゼリーは病院でもらうもの?」「通販で見つけたジュンビーの商品と同じ?」と調べていると、性交直前に使う説明と、湯せんして約5分前に使う説明が出てきます。どちらに合わせればよいのか、手元の商品を前にすると迷いますよね。
先にお伝えすると、「ピンクゼリー」という名前だけでは、使い方を決められません。 現在確認できる公式情報には、少なくとも次の2系統があります。
- ジュンビーが販売する、1回分ずつ充填された使い切り型
- SS研究会が開発した商品として生み分けネットが販売する、温めて付属シリンジへ取り分ける型
両者は、容器、1回量、湯せんの有無、使う時点が異なります。病院で見かけたか、通販で見かけたかだけではなく、販売元・容器・同梱説明書を確認してから使うことが大切です。
この記事では、2026年10月15日に確認できた2系統の公式情報を分けて整理します。現行商品の法的区分、認証番号、製造販売業者は、外箱などの原典で製品同一性を確認できていないため断定しません。
結論|名前が同じでも、使い方の異なる商品がある
最初に、見分けるための違いを並べます。
| 確認項目 | ジュンビーの現行商品 | SS研究会系・生み分けネットの商品 |
|---|---|---|
| 公式上の案内元 | ジュンビー株式会社 | SS研究会開発の商品として生み分けネットが販売 |
| 容器 | 1.7ml入りの使い切り容器 | 容器から付属シリンジへ取り分ける |
| 1回の目安 | 1回1本 | 1回3〜4cc |
| 使用前の準備 | 湯せん不要 | 約45〜50度で約5分温める |
| 使う時点 | 性交の直前 | 性交の約5分前 |
| 使用回数 | 1本を1回で使う | 公式ページ内に「4回程度」と「約5回分」の両表記がある |
| 購入経路 | 公式通販を基本に、一部薬局・クリニックでも取扱い | 生み分けネット通販・取扱医療機関 |
「湯せん不要」と「約5分温める」は、同じ商品の新旧手順として入れ替えてよいものではありません。手元の商品がどちらか分からない間は使用を止め、外箱や説明書に記載された案内先へ確認してください。

病院のピンクゼリーとジュンビー商品が混同される理由
どちらも「ピンクゼリー」と呼ばれている
混同しやすい一番の理由は、別の公式系統で同じ呼び名が使われていることです。
ジュンビー公式は、ピンクゼリーを「湯煎不要の使い切りタイプ」と案内しています。一方、生み分けネットの商品ページは、SS研究会が開発した商品として、容器を温めてからシリンジで取り分ける方法を掲載しています。
検索結果で「ピンクゼリーの使い方」だけを見ると、商品名は合っているのに手順が食い違って見えます。ですが、先に商品を分ければ、どちらの説明を読むべきか整理できます。
「産婦人科で取扱い」と「同じ商品」は別の話
ジュンビー公式FAQでは、通販限定を基本としつつ、一部の薬局やクリニックでも販売していると案内しています。生み分けネットにも取扱病院一覧があります。
そのため、「病院で扱っている」という情報だけでは、ジュンビー商品かSS研究会系商品かを判断できません。病院名より先に、外箱の販売元、容器の形、同梱説明書の使用方法を確認します。
ジュンビーの現行ピンクゼリーを見分けるポイント
ジュンビーの商品は、次の特徴で確認できます。
- 1本1.7ml、1箱10本
- 1回1本を目安に使う
- 性交の直前に使う
- 1回分ずつ充填された使い切り容器
- 公式商品ページでは湯せん不要と案内
手元に細い使い切り容器が個包装で入っていて、説明書に1回1本・性交直前と書かれているなら、SS研究会系の湯せん手順を足す必要はありません。
詳しい挿入方法は、開封、キャップの取り外し、容器先端から5〜8cmの挿入、注入、ゆっくり抜くというジュンビー公式の商品手順に従います。別商品の「3〜4ccをシリンジで取る」「注入後5分待つ」という説明は使いません。
ジュンビー商品の使い方を写真なしでも追えるように整理した記事で、準備から使用後までの順番を確認できます。
SS研究会系のピンクゼリーを見分けるポイント
生み分けネットの商品ページでは、SS研究会が開発した日本製の商品として案内されています。使い方はジュンビー商品と大きく異なります。
- 容器ごと約45〜50度のお湯で約5分温める
- 液体になったゼリーを付属シリンジへ3〜4cc取る
- 性交の約5分前に注入する
- 使用後はシリンジを洗って複数回使う説明がある
ここで、使用回数は少し注意が必要です。生み分けネットの商品ページには「約5回分」、女の子希望の案内ページには「4回程度」と書かれています。公式ページ同士でも表記が一致しないため、本記事では一方に決めません。
手元にこの商品がある場合は、同梱説明書の記載を優先してください。説明書がない、商品ページとの違いがある、容器の状態に不安がある場合は、使用前に生み分けネットの問い合わせ先または購入した医療機関へ確認できます。
手元の商品を3項目で確認する
「結局、私が持っているのはどちら?」と迷ったら、次の順番なら確認しやすくなります。
1. 外箱の販売元と案内先URLを見る
まず、外箱や同梱説明書に「ジュンビー」または「生み分けネット」「SS研究会」の案内があるかを確認します。
通販サイトの商品名や、検索結果の見出しだけでは決めません。箱に書かれた会社名、問い合わせ先、案内先URLを基準にします。
2. 容器が使い切り型か、取り分け型かを見る
1回分ずつ充填された個包装の容器なら、ジュンビーの現行説明と一致します。容器から付属シリンジへ必要量を取り分ける説明なら、SS研究会系の案内と一致します。
形が似ていても、別の販売元や別商品名なら、その商品の説明書を使ってください。
3. 湯せんの記載があるかを見る
ジュンビーの現行商品ページは湯せん不要です。SS研究会系の商品ページは、約45〜50度で約5分温めるよう案内しています。
ここまでの3項目が一つの公式説明とそろったら、その商品の手順へ進めます。どこか一つでも一致しない場合は、自己判断で二つの手順を組み合わせず、販売元か購入した医療機関へ確認しましょう。

ピンクゼリーは病院で処方してもらうもの?
今回確認した公開情報だけでは、「ピンクゼリーは処方薬で、医師の処方がなければ入手できない」とは確認できませんでした。
ジュンビーは公式通販で購入でき、一部薬局・クリニックでの取扱いも案内されています。SS研究会系の商品も取扱病院一覧がある一方、生み分けネットの通販で販売されています。
つまり、検索で使われる「病院で処方」という言葉には、次の違う場面が混ざっています。
- 診察を受けて説明を聞く
- 病院やクリニックで商品を購入する
- 病院が紹介する通販を利用する
- 一般の公式通販から購入する
病院で相談したい場合は、予約前に「どの会社のピンクゼリーを扱っているか」「診察が必要か」「商品代以外に診察料や検査料がかかるか」を確認すると、当日の行き違いを減らせます。
病院と通販の値段は同じとは限らない
病院での価格は、商品代だけなのか、診察や検査と一緒なのかで総額が変わります。すべての医療機関に共通する価格は確認できませんでした。
2026年10月15日時点で、生み分けネットの公式通販は商品価格11,000円(税込)と表示し、初回の通販利用には会員登録手数料5,000円(税込)が必要と案内しています。送料や支払手数料も別に確認が必要です。病院の価格をこの通販価格と同じだと決めず、受診先へ総額を確認してください。
ジュンビー商品を検討している場合は、箱数別価格と購入先をまとめた記事で現在の送料、販売先、保証条件を確認できます。本記事では、購入条件を比べる前の商品識別を優先します。
医療機器の表示や認証番号だけで同じ商品と決めない
検索中に「管理医療機器」や認証番号を見かけても、その番号が手元の商品に対応するかを確認する必要があります。
PMDAの公開一覧には、販売名が「ピンクゼリー」の記録がありますが、株式会社ハナミスイの膣洗浄器として掲載され、認証整理日も記載されています。この記録と、現在販売されているジュンビー商品が同一だと確認できる原典は見つかっていません。
また、インターネット上でピンクゼリーの番号として示されることがある「229ALBZX00008000」は、シースター公式では電動鼻水吸引器「メルシーポットS-503」の医療機器認証番号です。ピンクゼリーの根拠には使えません。
販売者が医療機器を扱うための許可を持つこと、個別商品に法的な区分や認証があること、産婦人科で取り扱われることは、それぞれ別の確認事項です。さらに、それらは希望する性別になる効果の保証でもありません。
手元商品の区分や番号を確認したい場合は、外箱・同梱説明書の表示を販売元へ照会してください。確認できない番号を、商品名が同じという理由だけで当てはめないようにします。
新しく購入する前に決めること
まだ商品を持っていない場合は、先にどちらの商品を検討しているのかを決めます。
ジュンビー商品を検討している場合
湯せん不要の使い切り型を希望するなら、ジュンビーの現行商品が候補になります。購入前に、ジュンビー公式FAQで箱数、送料、保証条件、購入先が公式制度の対象かを確認します。
手元の商品ではなく、ジュンビーの使い切り型を新しく購入する方は、公式ページで現在の商品仕様と販売条件を確認できます。
※価格・送料・保証条件は、公式ページで最新情報をご確認ください。
SS研究会系商品を検討している場合
湯せんしてシリンジへ取り分ける商品を検討しているなら、生み分けネットの商品ページか、取扱医療機関で現在の商品と使用方法を確認します。通販では初回登録料などの条件があるため、商品価格だけで総額を決めないようにします。
「病院の商品だから」「通販の商品だから」という理由だけで優劣は決まりません。準備方法、使い切りか複数回使用か、購入時の総額、相談先を比べ、自分が無理なく確認できる方を選ぶのがよいでしょう。
まとめ|販売元・容器・湯せんの3点で見分ける
「ピンクゼリー」という名前で呼ばれていても、ジュンビーの現行使い切り商品と、SS研究会系の取り分け型商品では使い方が異なります。
- ジュンビーは、1.7mlの使い切り容器、1回1本、性交直前、湯せん不要
- SS研究会系は、容器を温め、3〜4ccをシリンジへ取り分け、性交の約5分前に使う説明
手元の商品を確認するときは、販売元、容器、湯せんの記載を見ます。3点がそろわない場合は、二つの手順を混ぜず、使用前に販売元または購入した医療機関へ確認してください。
新しく購入する場合も、先に商品を特定してから価格と購入条件を比べます。名前が同じという理由だけで、別商品の説明や認証番号を当てはめないことが、誤購入と誤使用を避ける一番確かな方法です。
参考資料
- ジュンビー「商品のご紹介」(2026年10月15日確認)
- ジュンビー「ピンクゼリー」公式FAQ(2026年10月15日確認)
- 生み分けネット「ピンクゼリー(日本製)」(2026年10月15日確認)
- 生み分けネット「女の子希望」(2026年10月15日確認)
- 生み分けネット「ショッピングガイド」(2026年10月15日確認)
- PMDA「認証品目一覧(2026年7月認証分まで)」(2026年10月15日確認)
- シースター「メルシーポットS-503」(2026年10月15日確認)
※本記事は公開情報を整理したもので、個別の診断や治療、排卵日・性交日の判断を行うものではありません。
